コーヒーフィルターケースの仕様について
キャンプやアウトドアでコーヒーをただ「飲む]だけではなく、「楽しむ」ための必需品として生まれました。
前作から数えて約3年間で累計7,000個以上販売してきました。(2023年5月現在)
試行錯誤を重ねながら、なぜこの仕様になったのかを話していきたいと思います。
実用的バランスを優先しました。
結論から言うと、このフィルターケースの仕様が最もバランスが優れていたからです。
コーヒーフィルターケースに求めていたものは、
①デザイン
②耐久性
③収納性
④防水性
⑤コスト
⑥縫製
こちらの6つです。
①デザイン
前作から引き続き円錐型フォルムだけでなく、独自の柄も追加しました。柄物は生地の裁断場所によって全く同じものはないので、2つ持っていてもデザインをお楽しみいただけます。
②耐久性
弊社は、ここ数年間キャンプ用の様々なポーチを作ってきました。
その中で、機能性を追求するあまり、縫製の構造が複雑になり、破損のリスクが上がり、結果、商品寿命が短くなるということがありました。
そこでLINEでお客様にアンケートを取った結果、「機能性」よりも「長く使えるものがほしい」と答えるユーザーが多い事を知りました。
今回のコーヒーフィルターにも「カラビナ」や「中仕切り」を作る案もありましたが、破損のリスクによる商品寿命の短さと、コストのバランスを鑑みて取り入れる事をやめました。
また素材もアウトドア用品でよく使われる400Dポリエステルを採用して、引き裂きや破損の低減につなげました。
③収納性
こちらは実際にキャンプや登山で、ハリオの円錐型フィルターに合わせてきれいに収まるサイズにしました。30枚は収納できます。
④防水性
こちらは、前作に引き続き、止水ファスナーを採用しました。また、より頑丈な撥水400Dポリエステルで、軽量かつ、頑丈で、防水性のあるフィルターケースになりました。
⑤コスト
実際のキャンプで使用頻度の少ない表面的な機能を付けるより、取り出しやすさ、収納力、末永く使えた上で、結果コスパ良かったと思ってもらえるものを作りました。
⑥縫製
前作(2020年モデル)は、現行品(2022年モデル)より安価で販売していました。それはもちろんより原価が安かったためです。
しかし、コストが安い分、縫製にデザイン性の問題点がありました。特にファスナー部分が「うねうね」していたのがデザイン性を損ねていました。
その為、生産工場を見直して、世界的アウトドアブランドのバッグを生産している実績と経験豊富な工場で生産してもらうことで、破損のリスクも軽減しながら、綺麗な縫製に修正できました。
改善を続けます。ご要望お聞かせ下さい
前述のような理由で現在の仕様になっていますが、実際にお使いのユーザー様がもっとこうして欲しいというものがあればコストバランスを比較検討した上で改善します。
私自身はキャンプに行くときに100%このコーヒーフィルターケースを持っていきますが、同時に自分だけの「コーヒーセットポーチ」も持っていきます。
コーヒーミル、豆、ケトル、ドリッパー、フィルターケースなどを「コーヒーセットポーチ」に収納して持ち運ぶので、バッグにカラビナを付けることはありませんが、ご要望があれば取り入れます。
また中仕切りやその他、取り入れてほしい機能など改善点がありましたら、お気軽にご連絡下さい。
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